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山本じん展《彼方 此方ーNumber of Lives》

2026/4/4-19

油彩・版画・素描・彫刻・球体関節人形など、幅広い表現で制作を続ける山本じんの個展。
本展では、山本が日本に蘇らせたルネサンス以前からある伝統技法「銀筆画」による新作をはじめ、近年あらためて取り組み始めた油彩作品も発表する。その多彩な表現は、それぞれ異なる技法でありながら一貫した世界観に貫かれており、本展ではその魅力をあらためて体感できる機会となる。

新作シリーズ《Number of Lives》は、「生命の数」をテーマとする連作である。
宇宙を思わせる青の画面に無数の点を打ち、地球の誕生以来存在してきた生命の数々を象徴的に表した油彩作品から始まり、生命の誕生を想起させる油彩、さらに横に並ぶ男女が互いに溶け込むように描かれた銀筆作品、そしてシクラメンの花を、複雑に絡み合う根まで可視化して描いた銀筆作品へと展開する。
一見すると異なる様式で制作されたこれらの作品は、「無数の生命の存在を見つめる」というテーマのもとに結ばれた連作である。
このほか、作家が長年大切に保管してきた大型の立体作品として、少年の球体関節人形や木彫のオブジェも展示。木彫作品は、纏足靴を履き辮髪を垂らした少女が骸骨を手にする姿をかたどったもので、山本じんの作品世界に通底する生と死のイメージを象徴的に示している。銅版画作品も含め、多彩な表現を通して山本じんの現在地を示す展覧会となる。

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